日本の伝統文様に関する資料紹介

日本の伝統文様に関する書籍を自分が購入したものを中心に紹介いたします。当サイト作成にあたり参考書として活用しているものから、今後購入予定のものまで、できるだけ有用なものを紹介したいと考えております。和風・和柄ウェブデザイン・グラフィックデザインの参考資料としてお役立てください。

日本・中国の文様事典

文様を「割付文様」「植物文様」といったカテゴリごとに分類した上でサンプルとともに詳しく解説されています。また、歴史の流れと文様の移り変わりも解説されていて、文様に関するバイブルといった本です。

当サイト作成でも最も活用している参考資料です。当書籍と下記で紹介しているビジュアル的な書籍と組み合わせて手元においておくと非常に役に立つ一冊です。

日本・中国の文様事典本文

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和の意匠にみる文様の名の物語

約50種類の文様の誕生までの経緯、文様の詳しい解説だけでなく、その文様から派生した文様についても解説されています。文様自体の理解には大いに役立つ一冊です。

「和の意匠、とりわけ和装の各素材にしばしば用いられるなじみの深い文様約50項目を取り上げ、その名前の意味、由来、用いるTPO、ヴァリエーションなどについて物語る1冊。美しくかつ実用の手引きとなる写真とともに紹介。『和の彩りにみる 色の名の物語』(淡交社刊)の姉妹編。」(淡交社サイトより)


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日本の伝統文様 デザイン・美術資料紹介

日本の文様 1 新版―刺繍図案に見る古典装飾のすべて (1)

日本の文様 2 新版―刺繍図案に見る古典装飾のすべて (2)

韓国や中国から渡来して以来、わが国の伝統の手仕事として優雅に育まれてきた繍の技。その伝統が培った図案の数々は、まさに装飾文様の粋と言えます。四季の花鳥や、特徴的な「丸紋」「唐草」「洋風模様」まで、テーマごとに収録された線描の文様は、格好のデザインソースとして幅広くご活用いただけます。伝統の繍技の解説と併せて新しい表現を探る、必携の図案集。(青幻社サイトより)

上記で紹介されているように図案集ですが文庫本サイズですので手元に置いておいて気軽にデザインの参考資料として活用することが出来ます。図案自体もそれぞれの文様で数パターン掲載されているので応用もしやすいなと感じました。

最初の数ページのパーツを組み合わせた実際の刺繍がカラーが掲載されています。ページのほとんどは白黒ですがそこは当サイトで紹介している日本の伝統色を閲覧していただいて彩色にお役立て下さい。


日本の文様 ―刺繍図案に見る古典装飾のすべて サンプル画像 日本の文様 ―刺繍図案に見る古典装飾のすべて サンプル画像 日本の文様 ―刺繍図案に見る古典装飾のすべて サンプル画像日本の文様 ―刺繍図案に見る古典装飾のすべて サンプル画像
日本の文様 ―刺繍図案に見る古典装飾のすべて サンプル画像 日本の文様 ―刺繍図案に見る古典装飾のすべて サンプル画像日本の文様 ―刺繍図案に見る古典装飾のすべて サンプル画像 日本の文様 ―刺繍図案に見る古典装飾のすべて サンプル画像

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日本の文様 染めの型紙

友禅・小紋・更紗・紅型などの伝統的な染めの型紙が約1000パターン収録されています。文様のほとんどは小紋タイプで単色での掲載ですが、文様それぞれの名称がきちんと掲載されています。オリジナルの文様作成時のビジュアル的な資料として重宝する一冊です。

日本の文様 染めの型紙日本の文様 染めの型紙

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京きものデザイン下絵集 1―八重山琉染蔵 (1)

沖縄の有名な染織家の山岡古都氏が携わって出版したデザイン集です。フルカラーでとても綺麗で眺めているだけでうっとりします。カラーだけ合ってデザインだけでなく彩色の参考にもなる一冊です。中身をチラッとでも紹介したいところですがそれが出来ないのが残念です。


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日本の文様―伝統の色と型

総127ページに597の文様パターンがカラーで掲載されています。割付文様や植物文様といった分類はされていますが、掲載されている文様それぞれの名称・解説等はありませんが、文様を作成したりするときのビジュアル的な参考資料として活用しています。カラーなので配色パターンも参考にしています。千代紙にありそうな雰囲気の文様が多く、1つずつの文様でなくいくつかの文様を組み合わせたパターンも豊富に含まれていますので非常に参考になる一冊です。

日本の文様―伝統の色と型日本の文様―伝統の色と型

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花のかたち 春―絵画・イラストレーション・陶芸・漆芸・染織・木彫りに使える

花のかたち 夏―絵画・イラストレーション・陶芸・漆芸・染織・木彫りに使える

花のかたち〈秋〉

花のかたち〈冬〉


文字通り季節ごとの花の輪郭線のみの画集です。友禅染などで描かれているような植物のデザイン資料として購入しました。輪郭はしっかりと描いてあるのでパソコンで取り込んでトレースしてもいい感じの植物文が作れそうな感じです。妻に不思議そうな顔をされつつ全季節4冊を一気に購入してしまいました。まだ活用しきれていませんが・・・。


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日本の伝統文様 その他参考資料

茶の裂地名鑑

意外な分野の図鑑が役に立つものです。少々高いですが総カラー裂地(きれじ)が紹介されています。伝統文様に関する書籍に掲載されている文様とはちょっと異なる感じの、でも参照するととても参考になる本です。さまざまな茶の湯の場で用いられている裂地について、名物裂を中心に、千家十職土田友湖家、龍村美術織物、北村徳斎帛紗店等のご協力を得て、822点を収録、図鑑風に紹介する。裂地選びの参考としても役立ち、名称がわからない裂についても平易に検索できるよう充実の索引付き。(淡交社より)


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浮世絵師列伝

「写楽」「北斎」をはじめとする57名の浮世絵師の作品が歴史的背景とともに詳しく紹介されています。浮世絵の画像もカラーなので、非常に参考にしています。私が浮世絵をもとに文様を描き出そうと思うきっかけとなった本です。


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